(2022.9.26更新)

この度はスエヒロガリ「アリス・ギア・アイギス © Pyramid,Inc.」ガレージキットシリーズ 「1/12ドリィミー真理説明書」を御購入いただきありがとうございます。

本品は加工が必要な未組立品になります。当ページをよく読んで、組み立ててお楽しみ下さい。

本キットは3Dプリンター出力品になります。よくあるキャストキットのガレージキットとは取り扱いが違ってきますので注意してください。

【!注意!】

・当キットの水洗い、洗浄は必要ありません。製造過程でアルコール類で洗浄され脱脂されています。
3Dプリンター出力パーツは、離型剤剥がし剤、お湯で煮るなどの行為は避けて下さい。キットの破損になります。
・過度の湿度の高い環境に保管しないでください。キットの破損になります。
・シンナー・ベンジン類をキットに直接使用すると浸透してキットの破損につながる場合があります。
・塗装する場合はプライマーを塗布しシンナー等が直接浸透しないようにしてください。
・キットが割れてしまった場合などはこちらまでご連絡ください。できる限り使用状況に応じて交換などいたします。

本キットは3Dプリンター出力品=になります。
3Dプリンター出力品パーツはガレージキットとは取り扱いが違ってきますので注意してください。

●パーツリスト

3D プリンターパーツ(12個)※洗浄は不要です。
・顔(肌色)
・右手(肌色)
・左手(肌色)
・首(肌色)
・前髪(グレー)
・後髪(グレー)
・スカーフ(緑)
・ブローチ(黄色)
・上半身(黒)
・前垂れ(黒)
・下半身(グレー)
・台座(ホワイト)

パーツ不足の場合は、スエヒロガリお問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

●組立前の準備

1,サポート跡の除去

※はめ込む前にサポート跡を除去してください。
サポートとは3Dプリンターで出力時に必要な補助材です。
プラモデルのランナーのようなものです。

その他、レジンキャストパーツの場合はバリ(はみ出した部分)をカットして削ってください。
パーツ同士の間にあるとはめ込みの際に邪魔になりますのでスポンジやすりなどを使用して削って下さい。
一気にカットせず、キットに少しゲートを残して残りは240番くらいのスポンジヤスリで仕上げましょう。

サポート跡参考画像

(購入された時期によってサポートの位置が異なる場合があります。)
サポート跡が残っているとパーツ同士の干渉になる場合があります。

はめ込みの際に邪魔になる場合はナイフ、彫刻刀などで削って調整してください。

オススメは240番の神ヤス2mm厚などのスポンジヤスリです。
3Dプリンター出力パーツは基本的に積層によって成型されています。
そのため積層跡という段差が必ず生じます。気になる場合は240番→400番のスポンジヤスリで目立たなくなります。

カーブが緩やかな局面に目立つ場合がありますが、
あまりヤスリをかけ過ぎるとモールドが消えてしまいますので注意してください。

 

2,洗浄

3Dプリンター出力パーツについては洗浄の必要はありません。
事前に全てアルコール洗浄されています。

水につけないようにと上記にありますが、サポート跡を削った後などの水洗い、水研ぎ程度は大丈夫です。
水洗いしたあとはよく拭いて乾燥させて下さい。
3Dプリンター出力パーツは吸湿、シンナー類を吸収して膨らみ、割れるという特性があります。
そのため、シンナー類、水においても長時間付けておくと膨らんで割れてしまいます。

 

3,塗装について

塗装の際にもジャブ漬けの塗装などは裂け、プライマーなどの下地材をエアブラシで吹き付けての塗装、
又は、シンナー類が吸収されない程度の薄吹きを最初にして、一段階膜を作るように塗装すると良いと思います。

 

4,組立の際の注意

瞬間接着剤、エポキシ系接着材(2液混合型接着材)で接着します。
仮組立ならねり消しなどでも形になります。
100均やホームセンターで手に入ります。
一度接着すると取り外しが困難になりますので、仮組をしてパーツが合うか確かめましょう。

・先に首を固定させてからスカーフをはめ込んでください。

・スカーフの裏側にサポートを多く設定していますので、十分に削ってから合わせてください。

・手をはめ込んで浮く場合にはダボを少しカットするとうまくハマります。

・右腕をはめ込む際、ダボを滑り込ませるようにしてハメます。

・きつそうな場合はダボをカットしてください。

・先に1の下半身をはめてから、2の前掛けをハメます。

・眼球を塗装の際には、瞳孔色、虹彩色を塗装後、ハイライトを塗ります。
彫り込みがあるので色を置くだけで自然と濃淡ができます。
腕に自信があれば瞳孔の中の中心色を塗ってもよいかと思います。細かいので、つまようじの先を削って色を置くようにするといい感じになります。

・まつげは細かいのでガンダムマーカーなどで塗装しても良いと思います。

・1ランク上の仕上げとして、瞳孔にUVレジン(クリアータイプの100均やUVボンドなどが使用できます。)で盛り上げて紫外線ライトで硬化後、エナメルクリアーを目全体に塗ると保護できます。

UVボンドを失敗した場合でも、硬化後にナイフや彫刻刀の先でUVボンドを刺せば、外してやり直すことができます。

・台座には彫り込みがあります。少し緩くした塗料で流し込みをすると楽に色を入れることができます。

 

5,ディスプレイについて

台座が付属しています。
参考完成画像のように真鍮線を挿すなどしてください。
真鍮線の場合は1mm程度が目安となります。

また、キットには真鍮線を挿すポイントなどはつけておりません。お好きな位置にピンバイス等で穴を開けて固定してください。