(2022.6.30更新)

この度はスエヒロガリ「アリス・ギア・アイギス © Pyramid,Inc.」ガレージキットシリーズ 「デフォルメキャラクター 比良坂夜露」を御購入いただきありがとうございます。

本品は加工が必要な未組立品になります。当ページをよく読んで、組み立ててお楽しみ下さい。

本キットは3Dプリンター出力品になります。よくあるキャストキットのガレージキットとは取り扱いが違ってきますので注意してください。

【!注意!】

・当キットの水洗い、洗浄は必要ありません。製造過程でアルコール類で洗浄され脱脂されています。
3Dプリンター出力パーツは、離型剤剥がし剤、お湯で煮るなどの行為は避けて下さい。キットの破損になります。
・過度の湿度の高い環境に保管しないでください。キットの破損になります。
・シンナー・ベンジン類をキットに直接使用すると浸透してキットの破損につながる場合があります。
・塗装する場合はプライマーを塗布しシンナー等が直接浸透しないようにしてください。
・キットが割れてしまった場合などはこちらまでご連絡ください。できる限り使用状況に応じて交換などいたします。

本キットは3Dプリンター出力品&キャストキット品になります。(小袋に入っているものです。)
3Dプリンター出力品パーツはガレージキットとは取り扱いが違ってきますので注意してください。

●パーツリスト

レジンキャストパーツ(3個)※塗装の際にはお湯と離型剤(油)を中性洗剤で洗ってください。
・後ろ髪(白)
・前髪(白)
・顔(白)

3D プリンターパーツ(7個)※洗浄は不要です。
・右手(肌色)
・左手(肌色)
・首(肌色)
・身体(ピンク)
・下半身(黒)
・右足(グレー)
・左足(グレー)

・デカール:一枚

パーツ不足の場合は、スエヒロガリお問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

●組立前の準備

1,ゲート跡、サポート跡の除去

※はめ込む前にゲート跡、サポート跡を除去してください。
ゲート跡とはレジンキャストを流し込む際の湯口です。
サポートとは3Dプリンターで出力時に必要な補助材です。
プラモデルのランナーのようなものです。

その他、レジンキャストパーツの場合はバリ(はみ出した部分)をカットして削ってください。
パーツ同士の間にあるとはめ込みの際に邪魔になりますのでスポンジやすりなどを使用して削って下さい。
一気にカットせず、キットに少しゲートを残して残りは240番くらいのスポンジヤスリで仕上げましょう。

 

2,洗浄

レジンキャストパーツについては、お湯と中性洗剤等で離型剤(油)を落として下さい。
塗装において油が取れにくい場合は、表面を軽く400〜1000番程度のヤスリでならしてください。

3Dプリンター出力パーツについては洗浄の必要はありません。
事前に全てアルコール洗浄されています。

水につけないようにと上記にありますが、サポート跡を削った後などの水洗い程度は大丈夫です。
水洗いしたあとはよく拭いて乾燥させて下さい。
3Dプリンター出力パーツは吸湿、シンナー類を吸収して膨らみ、割れるという特性があります。
そのため、シンナー類、水においても長時間付けておくと膨らんで割れてしまいます。

 

3,塗装について

塗装の際にもジャブ漬けの塗装などは裂け、プライマーなどの下地材をエアブラシで吹き付けての塗装、
又は、シンナー類が吸収されない程度の薄吹きを最初にして、一段階膜を作るように塗装すると良いと思います。

 

4,組立の際の注意

瞬間接着剤、エポキシ系接着材(2液混合型接着材)で接着します。
仮組立ならねり消しなどでも形になります。
100均やホームセンターで手に入ります。
一度接着すると取り外しが困難になりますので、仮組をしてパーツが合うか確かめましょう。

 

●サポート跡参考図です。(購入された時期によってサポートの位置が異なる場合があります。)
サポート跡が残っているとパーツ同士の干渉になる場合があります。

はめ込みの際に邪魔になる場合はナイフ、彫刻刀などで削って調整してください。

オススメは240番の神ヤス2mm厚などのスポンジヤスリです。
3Dプリンター出力パーツは基本的に積層によって成型されています。
そのため積層跡という段差が必ず生じます。気になる場合は240番→400番のスポンジヤスリで目立たなくなります。

カーブが緩やかな局面に目立つ場合がありますが、
あまりヤスリをかけ過ぎるとモールドが消えてしまいますので注意してください。

・首の固定について

頭部と首、ボディはピンバイスで穴を空け、真鍮線を通して下さい。(目安1〜1.5mm)
また、真鍮線をボディまで通した場合、真鍮線の位置によって首パーツが浮き上がってくる場合があります。
その場合は画像の赤い部分を削り、真鍮線とキットとの間に隙間を作るようにすると改善されます。

こんなイメージ


小さなパーツですので、破損等が起きた場合はご連絡いただければ、
返品期間関係無くできるだけ対応させていただきます。

 

5,ディスプレイについて

スタンド等は用意していません。
各自、お持ちのスタンド類、もしくは参考完成画像のようにアクリル板や木ベースなどに真鍮線を挿すなどしてください。
真鍮線の場合は1.5mm程度が目安となります。(1mmだと重さに堪えられないかもしれません。)

また、キットには真鍮線を挿すポイントなどはつけておりません。お好きな位置にピンバイス等で穴を開けて固定してください。

 

6,デカールについて

デカールは水転写式です。

保護などにラッカー系塗料を使うとデカールが溶けてしまいます。
トップコートには水性のものを使用してください。