(2023.3.7更新)

この度はスエヒロガリガレージキット 「表現規制回避ロボ -RARE-」(© 鰻田まあち)を御購入いただきありがとうございます

本品は加工が必要な未組立品になります
当ページをよく読んで、組み立ててお楽しみ下さい

本キットは3Dプリンター出力品になります
よくあるキャストキットのガレージキットとは取り扱いが違ってきますので注意してください

【!注意!】

・当キットの水洗い、洗浄は必要ありません。製造過程でアルコール類で洗浄され脱脂されています
3Dプリンター出力パーツは、離型剤剥がし剤、お湯で煮るなどの行為は避けて下さい。キットの破損になります
・過度の湿度の高い環境に保管しないでください。キットの破損になります
・シンナー・ベンジン類をキットに直接使用すると浸透してキットの破損につながる場合があります
・塗装する場合はプライマーを塗布しシンナー等が直接浸透しないようにしてください
・キットが割れてしまった場合などはこちらまでご連絡ください。できる限り使用状況に応じて交換などいたします

 

本キットは3Dプリンター出力品&キャストキット品になります(小袋に入っているものです)
3Dプリンター出力品パーツはガレージキットとは取り扱いが違ってきますので注意してください

●パーツリスト

・基本全62パーツ+関節2シート
・裸パーツご購入の方(+13パーツ)

3D プリンターパーツ ※洗浄は不要です

(17パーツ)
・カチューシャ(白)
・はね毛(薄青・2個)
・前髪(薄青)
・後髪(薄青)
・フェイスパーツ(肌色)
・後頭部(黒)
・白目(白)
・瞳孔緑(クリアグリーン・左右1セット)
・口 (ピンク)
・耳アンテナ被せ(グレー・2個)
・耳アンテナ球(グレー・2個)
・耳輪(白・2個)

(20パーツ)
・腕(肌色・左右1セット)
・腕輪(黒・左右1セット)
・二の腕(白・左右1セット)
・肘から先の手(白・左右1セット)
・指(グレー左右5セット)
・スマホパーツ(白)
・スマホ画面(黒)

(10パーツ)
・黒輪(黒・左右1セット)
・ふともも(白・左右1セット)
・膝ジャバラ(黒・左右共通2個)
・スネ(白・左右1セット)
・かかと(グレー・左右1セット)

(15パーツ)
・胸(ネイビー)
・背中(白)
・肩(左右1セット)
・腹(ネイビー)
・尻(白)
・腰(肌色・左右1セット)
・腰リボン(白)
・股関節パーツ(肌色・2個)
・ふともも(肌色・左右1セット)
・ふとももジョイント(黒・2個)

その他(各1)
・関節技球体ジョイントリンク・ライトフレッシュ
・関節技球体ジョイントミニ・ダークグレイ

裸パーツセット(ご購入の方)(13パーツ)
・フェイスパーツ・ウインク顔(肌色)
・フェイスパーツ・ニヤリ顔(肌色)
・ニヤリ顔用口(ピンク)
・ウインク顔用白目(白)
・ニヤリ顔用白目(白)
・瞳孔緑(クリアグリーン・ウインク顔用左右1セット、ニヤリ目左右1セットの4パーツ)
※ウインク用右目瞳孔がついていますが、使用するのは左目瞳孔のみです
・胸(肌色)
・尻(肌色)
・股関節パーツ(肌色・2個)

パーツ不足の場合は、スエヒロガリお問い合わせフォームよりご連絡ください

 

●作成に際して用意する工具、道具類

・スポンジやすり(240番、400番)

・ニッパー

・エポキシ系接着材※後述

・なくてもいいけどあるといざという時いいかもというもの

・ピンバイス(2.9mmドリル)

・UVボンディ※後述

 

●組立前の準備

1,ゲート跡、サポート跡の除去

※はめ込む前にサポート跡を除去してください。
サポートとは3Dプリンターで出力時に必要な補助材です
プラモデルのランナーのようなものです

パーツ同士の間にあるとはめ込みの際に邪魔になりますのでスポンジやすり、紙やすりなどを使用して削って下さい
240番くらいのスポンジヤスリ、紙やすりで仕上げましょう

2,洗浄

3Dプリンター出力パーツについては洗浄の必要はありません
事前に全てアルコール洗浄されています

水につけないようにと上記にありますが、サポート跡を削った後などの水洗い程度は大丈夫です
水洗いしたあとはよく拭いて乾燥させて下さい
3Dプリンター出力パーツは水分の吸湿、シンナー類を吸収して膨らみ、割れるという特性があります
そのため、シンナー類、水においても長時間付けておくと膨らんで割れてしまいます

もし、キットの表面が少しべたつくような感じがありましたら、日光や紫外線に10〜20分ほど当ててください
さらっとした感じであれば問題ありません

 

3,塗装について

塗装の際にもジャブ漬けの塗装などは裂け、プライマーなどの下地材をエアブラシで吹き付けての塗装、
又は、シンナー類が吸収されない程度の薄吹きを最初にして、一段階膜を作るように塗装すると良いと思います

 

4,組立の際の注意

瞬間接着剤、エポキシ系接着材(2液混合型接着材)で接着します。
仮組立ならねり消しなどでも形になります
100均やホームセンターで手に入ります
一度接着すると取り外しが困難になりますので、仮組をしてパーツが合うか確かめましょう

 

●サポート跡参考図

(購入された時期によってサポートの位置が異なる場合があります。)
サポート跡が残っているとパーツ同士の干渉になる場合があります。

はめ込みの際に邪魔になる場合はナイフ、彫刻刀などで削って調整してください

オススメは240番の神ヤス2mm厚などのスポンジヤスリです。
3Dプリンター出力パーツは基本的に積層によって成型されています
そのため積層跡という段差が必ず生じます。気になる場合は240番→400番のスポンジヤスリで目立たなくなります
カラーのレジンを磨いた際、表面が曇ったような感じになりますが、
つや消しクリアなどをスプレーすることで目立たなくなります

ライトユーザーの方であまり気にならないようであれば、あえて削らない方がきれいに見えます

カーブが緩やかな局面に積層が目立つ場合がありますが、
モールドがある場合はあまりヤスリをかけ過ぎると、モールドが消えてしまいますので注意してください

 

●組み立てについて

接着の際にはエポキシ接着材(2液混合型接着材)の使用をおすすめします
100円ショップなどでも手に入ります

頭の組み立て

耳輪に耳球のアンテナ先を通してから後頭部にはめ込みます
(設定上、耳アンテナは上下に動くことになっていますので、接着固定はおすすめしません)
アンテナ先にアンテナ被せを被せます(設定上、アンテナは上下しますので接着しません)

後頭部にはめ込んだあとつまみを奥側に回して固定します
(設定上、耳アンテナは外れることになっていますので、接着固定はおすすめしません)

球が動きすぎる場合には練り消しで固定させます

後頭部に後ろ髪をはめ込みます
※今後の展開があるかわかりませんが、髪型を変更の可能性をもたせるため接着はしません
固定には練り消しなどで固定させます

白目に瞳孔をはめ込みます

接着しなくても大丈夫ですが、接着した方がクリアに仕上がります
接着の際は接着材がはみ出過ぎないように少量をつけましょう

上級テクニックとして瞳孔の表面には積層跡などの段差や白化がありますが、
240番程度のやすりから始めて400番、1000番程度まで磨くとその後がきれいに仕上がります

磨く際には白目にセットして磨くと磨きやすいです

磨いたあとにクリア塗装をすると瞳孔の曇りが取れ綺麗に仕上がります

下記画像はUVボンディを使用して、磨いた表面につけて紫外線硬化させたものです

UVボンディ

ボンディックという同様の商品もありますが、若干色が黄色いためUVボンディをおすすめします
個人的に所有しているのはUVボンディ10mlですが、今はクリスタル透明(青パッケージ)と
いう商品も出ていますので、こちらの方をおすすめします

 

白目をセットする前に上まぶたを塗装します
真っ黒よりは若干グレーっぽくした方がよいでしょう

まぶたは塗りやすいように立体形状にしています

ガンダムマーカー、プラモデル用塗料等で塗装してください

瞳孔を白目に接着し、口と共にフェイスパーツに接着します

固定には練り消し等でも可能ですが、
白目と口は背面を後頭部の首受け部分で抑え込むようになっていますので、サポート跡は綺麗に削っておきましょう

拡張パックをご購入の方は、目が二種類入っています
わかりにくくて大変申し訳ありませんが、間違えないようによろしくお願いします

ニヤケ顔フェイスには基本顔用目はハマりません
基本顔フェイスにニヤケ顔用目をハメると下部に隙間ができます。判定の目安にしてください

フェイスパーツを後頭部にはめ込みます

フェイスパーツの切り替えをしやすいように接着はしません
固定がゆるい場合は練り消し等を間にかませます。1/12界隈の伝統の技です。
設定上、カチューシャも取り外しは可能となっていますので固定の際には練り消し等で固定しましょう

 

前髪にはね毛を取り付けます

はね毛はタフレジン という少し頑丈なレジンで出力しています
折れたり壊れたりのために2つ入れておりますが、一応接着することをおすすめします

前髪を頭に取り付けます

間に練り消し等で固定させます

首と胴には「関節技・球体ジョイントリンク・ライトフレッシュ」の5mm球2.9mm、3.0mm棒を使用します

頭側には3.0mm、胴側に2.9mmをつなげたものを使用します

頭側は受けを大きめに作っています

頭部側の首の間や通し穴に練り消しを薄く挟むことでいい感じになります

◎腕の組み立て

肩〜腕には「関節技・球体ジョイントリンク・ライトフレッシュ」の6mm球2.9mm棒を使用します
※ジョイントパーツを破損した場合には「関節技・球体ジョイントミニ・ライトフレッシュ」をおすすめします
今回封入しているダークグレイのジョイントパーツのライトフレッシュ色バージョンです
ジョイントリンクよりも多く同パーツが入っています

関節を組み立て腕パーツに通します

ニッパーで身体側の棒を3.5mmカットします
棒部分の長さが7mmなのでちょうど半分にカットします

前面に関節の組み面が来ないようにすると綺麗に見えます

二の腕(白)に腕輪(黒)を接着します
下記を参考に接着してください左右の腕輪の向きに注意してください

腕輪は決まった腕にしか入らないようになっています

ひじの関節には「関節技球体ジョイントミニ・ダークグレイ」6mm球2.9mm棒を使用します

3Dプリンター出力物は個体によって差があります
きつすぎる場合、回転しにくい場合にはピンバイス(2.9mmドリル)で一度穴を通してください

指は親指2パターン、ピース手、その他指先2パターンが付属しています

差し替えが可能ですので、指のはめ込みがきつすぎると感じる場合には、下記の部位を少しずつ削って試してください

 

◎足の組み立て

関節技・球体ジョイントリンク・ライトフレッシュ」のランナー部分5〜6mmにカットします

カットしたランナーに5mm接続用ボールをつけ、かかとにつけます
接続用ボールがくるぶし受け部に入るようはめこみます
左右を間違えないようにしましょう

このランナーの長さの分、かかとの可動角度が広がりますが、間が空いてしまいますので5〜6mm程度をオススメします
接着しなくても遊べますので、ご自分の好みに合わせて調整後接着してください

ふとももに黒輪を接着してください

向きとカットをよく確認して接着してください
塗装する場合は接着前に塗装してください

ふともも(白)のひざ部分の受け部にひっかけ用の棒がありますが、その奥にサポートがついています

先にこのサポートをピンセットやつまようじなどで除去しておいてください

関節パーツを装着していない状態で膝ジャバラをはめ込みます

はめ込み方は下記を参考にしてください

膝には「関節技球体ジョイントミニ・ダークグレイ」の6mm球2.9mm棒を使用します

はめ込みがうまくいくか一度ふとももとスネに関節を通してみてください
キツすぎる場合には穴を2.9mmのピンバイスで軽く通してください(出力は2.93mmで行なっています)
広がりすぎた場合には関節を少しペンチで潰すと良いです

 

ふとももとスネ部分に「関節技・球体ジョイントミニ・ダークグレイ6mm球2.9mm棒で接続します

膝を曲げた状態から差し込むとうまく入ります
足の左右は黒輪の向きとかかと接続ボールジョイントの位置を参考にしてください

◎身体の組み立て

胸と背中、肩パーツを接着します

幅の広い方が背中になります
特に肩パーツはしっかり接着しましょう

尻に腹、左右腰を接着します

股関節を通します。接着はしません

上部が欠けている方から入れ込んで固定させます

折れた場合の換装をするためにも接着固定はしません

 

 

上半身と下半身を「関節技・球体ジョイントリンク・ライトフレッシュ」の5mm球2.9mm棒を使用して接続します

穴の向きを確認してはめこんでください

腰にリボンをはめ込みます

少しきつめになっているかもしれませんので、その場合は上下を軽く削って入れてください

接着はしません

腰の穴は3mmで出力していますのでリボンを取れば対応する3mm径ドールスタンドを利用できます

ふともも(肌色)を組み立てます

関節技・球体ジョイントリンク・ライトフレッシュ」のボールジョイント2.9mm棒を使用します

ボールジョイントに接続用ボール5mmを入れ込みます

少し硬いと思いますので割り箸の先を削ったものに接続用ボールをつけて押し込むと楽にハマります
股関節パーツにつけてはめ込もうとすると股関節パーツが折れることがありますので、気をつけてください

ふとももの前後左右に気をつけましょう

少しわかりにくいですが底面に↑がついてる方が前になります

まず5mmボールをはめ込んだボールジョイントをふとももジョイント(黒)にはめこみます

そのままふとももにボーウジョイントの受けが来るようにはめこみます

万が一ジョイント破損した場合にジョイントを換装できるようにふとももジョイントとふとももを接着しないでください

股関節にはめこみます

 

◎スマホの組み立て

黒画面を接着します

手に持たせる時などおは練り消しなどで固定しましょう

◎全体の組み立て

腕ふとももジョイントと足輪(黒)は接着しないでください

四肢切断モードができなくなります

◎拡張キットの組み立て

「身体の組み立て」を参考に組み立ててください

基本顔のパーツと混同しやすいので白目、瞳孔、口パーツを間違えないようにしてください

◎塗装について

基本的に当キットは最低限の塗装で出来上がりますが、さらに上級の方は塗装して仕上げることができます

原作による設定は以下となっております

3,塗装について

塗装の際にもジャブ漬けの塗装などは裂け、プライマーなどの下地材をエアブラシで吹き付けての塗装、
又は、シンナー類が吸収されない程度の薄吹きを最初にして、一段階膜を作るように塗装すると良いと思います

を参考にしてください

もし、塗装によるパーツの割れ、ひびができた際には
部位、数量によって有償交換になる場合もありますが、基本無償交換いたします

パーツの在庫状況によっては出力にお時間いただく場合もありますが、ご連絡いただけましたらと思います

 

◎ディスプレイについて

スタンド等は用意していません。
各自、お持ちのスタンド等をご利用ください
腰のリボンを外すと3mm径に対応しているスタンドが利用できます