(2023.8.25更新)

この度はスエヒロガリガレージキット「タージヘッド」を ご購入いただきありがとうございます

本品は基本的には完成品をお届けしておりますが、おまけパーツなどには加工が必要な未組立品になります
当ページをよく読んで、組み立ててお楽しみ下さい

本キットは3Dプリンター出力品になります
よくあるレジンキャストキットのガレージキットとは取り扱いが違ってきますので注意してください

【!注意!】

・当キットの水洗い、洗浄は必要ありません。製造過程でアルコール類で洗浄され脱脂されています
3Dプリンター出力パーツは、離型剤剥がし剤、お湯で煮るなどの行為は避けて下さい。キットの破損になります
・過度の湿度の高い環境に保管しないでください。キットの破損になります
・シンナー・ベンジン類をキットに直接使用すると浸透してキットの破損につながる場合があります
・塗装する場合はプライマーを塗布しシンナー等が直接浸透しないようにしてください
・キットが割れてしまった場合などはこちらまでご連絡ください。できる限り使用状況に応じて交換などいたします

 

本キットは3Dプリンター出力品になります
3Dプリンター出力品パーツはガレージキットとは取り扱いが違ってきますので注意してください

●パーツリスト

●メインパーツ(赤いラインの入った袋)
・全4パーツ

3D プリンターパーツ完成品 ※洗浄は不要です

・前髪
塗装された前髪になります

・後髪+耳軸パーツ+三つ編み
後髪に耳軸パーツをはめ込んだ状態になっています
腕にはめる用の三つ編みパーツは接着されています

・フェイスパーツ(通常顔+笑顔)
通常顔と笑顔のパーツです
笑顔のパーツはおまけとして追加しました

●おまけパーツ

・ムチ+ギャラクシーうんこ
うんこパーツは3mm棒に刺せるようになっています
ムチはあまり曲げると折れてしまいます
予備も入れていますが注意して使用してください

・ドールアイ用フェイス+薄色ドールアイ
発送まで長期間延期になったことへのお詫びのおまけパーツです
全て手による塗装のため、出来にばらつきはありますが、ご容赦ください
後述しますが、ドールアイは動かすことができます

・濃色ドールアイ
濃いめに塗装して失敗したドールアイをおまけにつけました

・無彩色ドールアイ四個
各自、好きな色に塗れるように無塗装ドールアイを用意しました
塗装の仕方はこのページを参考にしてください

・予備パーツパック
制作の際に予備として制作したものやプロトタイプ用パーツを入れ込みました
左上より
耳軸予備パーツ、デカイ目版ドールアイ用フェイスパーツ、通常用ドールアイ用フェイスパーツ
予備後髪パーツ、予備前髪パーツ、予備三つ編みパーツ
プロトタイプ版フェイスパーツ
(本来は軸受パーツがありましたが、封入していません)

・白前髪
色が白くなりすぎて失敗した前髪パーツです

・デカール
水転写デカールです
本来、頬紅のついたデカールのように眉、目、頰が繋がってプリントされていましたが、
どうしてもデカールフィルムの厚さ分、光の加減によってデカールの段差が見えてしまうことがあります
祁答院氏に参考に送った写真がアップの写真だったせいもあったのですが
老眼で近くのものが見えないにも関わらず、祁答院氏が「段差気になるわ〜気になるわ〜」とのたまい、
「これ僕にもらえる分だけでもデカール切り離して貼って仕上げてもらうことはできませんか…??」
と、購入者のデミアンズのみんなを出し抜いて自分だけいい思いをしようとしたので
仕方なく頬紅の無いバージョンのデカールを作り直し、全員に同じような処理をいたしました
自分でやればいいのに
頬紅は手で一つ一つ塗装して、眉と目が離れているデカールはそれぞれにカットして
できるだけ段差等をわかりにくくするためのトップコート処理を行なっております
そのせいもあり制作に時間がかかってしまい皆様にご迷惑をおかけしました、申し訳ありません

その際に、「祁答院氏の分だけを手の込んだバージョンで制作することの交換条件に、モニタの即時設置すること」
で手を打ちました
(皆様にお送りしているキットも上記同様手の込んだバージョンで制作しています)
ちなみに8/25現在、モニタを設置している様子が見られないため祁答院氏には本商品を発送していません

皆様にお送りしたデカールは2種類です
頬紅のついた方は機械的にカットがなされていますのでそのまま切り離して水につけるとはがれて貼ることができます
今回、予備用のフェイスは笑顔用に使用してしまったので、貼り付けるフェイスはありません
ピンセット等を使用して貼り付けてください
頬紅のついていない方のデカールは祁答院氏の傲慢な要求から新しく一から作り直したものです
機械的なカットはされていません
カッターでフィルムをカットしてから水につけて使用してください
人の苦労を知らぬ要求をする祁答院氏のおかげで、一つ一つをカットし、切り離し、貼り付けたものが
今回お送りしている商品になります
ぜひ、お楽しみください

デカールを貼った上からトップコートなどの塗装をする場合は水性塗料を使用してください
ラッカー系などの塗料を使用するとデカールの塗料が溶けてしまいます

●雑(古と書かれた袋)

・プロトタイプ髪パーツ前後
商品ご注文時の写真に使用したのと同じ髪の毛パーツです
後髪のパーツにおいては通常製品版と同じです
前髪のもみあげの付け根が細く折れやすいため商品には使用しませんでしたが、参考のためお送りいたします

パーツ不足の場合は、スエヒロガリお問い合わせフォームよりご連絡ください

 

●組立について

接着する部位はありません

本商品はある程度の1/12スケール同等のキットの首にセットすることができます

一番フィットするように設定しているのがホビーベース製の「素材ちゃん」シリーズになります

メドウィンがSサイズですので設定としては
M、またはLサイズの素材ちゃん「ライトフレッシュ」がおすすめです
各模型販売サイト、アマゾン等で購入可能です
時期によっては品切れしている期間が長くなる場合もあります
価格はサイズにもよりますが、2000円前後になります
ぼったくり価格品をつかまないように注意しましょう

 

●顔の組立

まず顔を組み立てます

本商品は表情パーツの差分を用意しています
パーツを壊さないように取り替えてください(どうしても構造上もみあげが折れやすいです)

・ドールアイについて
裏面に両面テープを貼って目を固定しています
目は交換したり動かすことができますので、ピンセットで角度を固定してください

・フェイスの交換について
フェイスパーツは交換することができます
フェイスパーツは基本的に乗っかっているだけになります、前髪をつけることによって固定されます

・前髪をつける際には上部を押さえてはめ込みます
下のもみあげは折れやすいので脱着する際には触らないように注意してください

・前髪を外す際には前髪と後髪の間から外すようにしてください
もみあげ部分を持って外そうとすると折れる危険性があります
右側をずらし、左側をずらしと少しずつ作業しましょう

・ドールアイフェイスの他に通常顔、笑顔があります


・三つ編みのはめ方
ここでは「素材ちゃん」を使用しての例となります

手首パーツを外します
球が腕側に残っていると三つ編みが通りませんので手首の関節パーツごと外します

・三つ編みの内側に三つ編み紐を接着しています
接着は必ずしも完璧ではありません
接着部を押し出さないようにして腕を通します

・腕をはめ込んでから手首パーツを戻します

 

●予備パーツ、その他封入物を加工する際には

その他、封入パーツに関してはサポート位置を削ったりなどの加工処理を行なっていません
各自加工してください
加工の方法、情報については以下を参考にしてください

 

●作成に際して用意する工具、道具類

・スポンジやすり(240番、400番)

・ニッパー(関節パーツ切り出し用)※キットは全てサポートを取り除いた状態でお送りします

●組立前の準備

1,ゲート跡、サポート跡の除去

※はめ込む前にサポート跡を除去してください。
サポートとは3Dプリンターで出力時に必要な補助材です
プラモデルのランナーのようなものです

パーツ同士の間にあるとはめ込みの際に邪魔になりますのでスポンジやすり、紙やすりなどを使用して削って下さい
240番くらいのスポンジヤスリ、紙やすりで仕上げましょう

見えない位置や、接合の際に干渉しない位置のサポート跡は無視しても構いません

前髪のもみあげは折れやすいので力を入れすぎて削らないように注意しましょう!

サポート位置はこのようになっています
基本的にはサポートを取り外していますが、サポートの付け根がポツポツと残っていますので
それを削る程度にしましょう

 

2,洗浄

3Dプリンター出力パーツについては洗浄の必要はありません
事前に全てアルコール洗浄されています

水につけないようにと上記にありますが、サポート跡を削った後などの水洗い程度は大丈夫です
水洗いしたあとはよく拭いて乾燥させて下さい
3Dプリンター出力パーツは水分の吸湿、シンナー類を吸収して膨らみ、割れるという特性があります
そのため、シンナー類、水においても長時間付けておくと膨らんで割れてしまいます

もし、キットの表面が少しべたつくような感じがありましたら、日光や紫外線に10〜20分ほど当ててください
さらっとした感じであれば問題ありません

 

3,塗装について

塗装の際にもジャブ漬けの塗装などは裂け、プライマーなどの下地材をエアブラシで吹き付けての塗装、
又は、シンナー類が吸収されない程度の薄吹きを最初にして、一段階膜を作るように塗装すると良いと思います

 

4,組立の際の注意

本キットは接着する部位はありません